“人脈を作る”という考え方が、すでに資本主義経済の“イヌ”なんだよ。えっえっえっ何目的でつるんでんの?カネ?餌?それとも交尾の相手??

ただ好きなヤツと游ぶ。そこに何の利害も損得も生まれない。それでいいじゃないか。小学校で学ばなかったのかな。

金遣いが荒い人間を信用しない。お金の使い方ってセンス出るよね。ざっくり言うと “無駄なもの” にお金を使っている人。その人にとっては意味/価値のある買い物だとしても、無駄は無駄。

お金は引換券だ。かわいいものに交換したい気持ちは分かる。ネックレス・香水・ヘッドフォン・光るキーボード・インテリア・ネイル・コスメはいはい、この世にはそういうキラキラアイテムで溢れているね。でもそれ全部無駄やで。もちろん、自分が労働して精神すり減らして手に入れたお金だ。自分の好きに使えばいい、死ぬまで働いて。それを誰も否定しない。

では、センスのいいお金の使い方について考えてみる。たとえば、投資信託。基本的には、お金は増やすために使うのが資本主義経済ハック。それは正しい。労働/奴隷からの解放だ。次に作品制作費。自分が作品をアウトプットするためにお金を使うのも正しい。(因みにインプットはタダでできる時代)旅行費、交際費、外食費など、新しい知識/経験/交流/思い出のためにお金を使うのも正しい。そして自分以外の誰かのためにお金を使うプレゼント費も基本的に正しい。(推しへの投げ銭はただの養分)そんな感じかな。詰まるところ、自分の「かわいい」に対する欲求を満たすだけなら、シンプルに金ドブなんですよね。

結論を言おう。
「かわいい」を決めるのは、他人であって、自分ではない。

ねえ、すごい事に気付いたんだ。発明と言ってもいい。まだ僕が事業を経営していた頃の話なんだけど。郊外のボロアパートで狭い風呂に浸かっている時、僕はとあるお金の法則に気が付いた。そして知ってしまったんだ、おそらく世の中の1%の人も気付いていない真実をね。

たとえば、年収2000万円欲しければ2000万円を稼ぐ。ざっくり1000万円の税金が生じる。よって1000万円の税金を、できるだけ経費で使おうとする。そうすると払う税金が減る。これがいわゆる“節税”(脱税とも言う)。普通の人(経営者 / 自営業)の考え方。でも、この思考だとどれだけ稼いでも税金に囚われてしまうんだ。僕の親父みたいにね。

それなら、年収2000万円欲しければ4000万円を稼ぐ。ざっくり2000万円の税金が生じる。納税してもちゃんと2000万円が手元に残る。ケチケチ経費にする事もない。その理論で、4000万円欲しければ8000万円稼ぐ。8000万円欲しければ1億6000万円稼ぐ。ただそれだけの事。いたってシンプル。ただ、この思考だとどれだけ稼いでも税金に囚われなくなるんだ。あら不思議だよね。

年収が2000万円を超えたら、半分は税金。“国にあげる” もの。日本の法律でそう決まっている。最初っからそういうルールなの。だから文句を言ってもチートしてもしょうがない。いつかは国に取り立てられる。それなら出ていく税金を減らすより、入ってくる収入を増やす。収入ってさ、ゼロから生み出すのはちょっと難しいけど、増やすのって実はそんなに難しいことじゃないんだ。そういう思考にシフトした方が、お金を得るのははるかに簡単だよ。

ねえ、すごい発明でしょう?僕はこの方法で資本主義経済をハックした。すぐに年収が倍々ゲームになったし、最終的には億超えたよ。でも国税や税務署が訪ねてきたことは一度もない。ただの一度もね。僕と同じようなマインドを持っていたのは、新庄剛志くらいだったよ。いつかのTV番組で彼が言ってた。新庄「領収書って、要ります??」そうそうそれな。はじめから半分を渡すつもりだから、経費なんて概念がないんだ。彼が語っていたお金の価値観は、あの頃の僕とまったく同じ。やっぱりお金ってマインドで決まるんだよね。

思えばあの日、ボロアパートの狭い風呂でこの法則に気が付かなかったら、今のようにはなってなかったかもしれない。やっぱり「俺」、天才なのかも??もう事業も止めてFIREしちゃって、今年は所得ゼロの予定だけどね。笑

同じようなことを2014年に言っていたので引用する。
“3000円稼いで1000円のランチで我慢して2000円節約するよりも、5000円稼いで3000円のランチ行って2000円貯金する方が、人生明るくない?”[link]

僕はよく“お金”の話をするけど、実はお金ってそんなに好きじゃないんだ。でもお金好きな人多いでしょ?だからみんなの共通言語として“お金”の話をしてるの。僕自身は全然お金欲しくない。お金がいくら増えても自分の価値は何ひとつ変わらなかったよ。本当だよ。

お金を持っていない自分と、お金を持っている自分で、価値がイコールなんだ。「お金で買えない価値がある」って話。

2019年12月の僕のlog、我ながら格好良すぎて引いてる。

epilogは忘れられた装置だけど、実は4,000件以上の投稿があってdigりがいが半端ねえんだよな。今度ブログのトップページにlinkまとめようかな。→メニューにLinkまとめました。

ビジネスは、二種類のものを売ることで成立する。

よく言われるのは「物・サービス」。でも僕は、ビジネスで売るものは「生きていく上で必要なもの・必要ないもの」に大別されると考えている。そして今のご時世、後者の【生きていく上で必要のないもの】こそビジネスに向いていると思う。

前者の、生きていく上で必要なもの(たとえば衣・食・住など)の方は、もう大手にとても敵わないのは明白だ。そして良いものがどんどん生まれていくので競争が大変である。誰もUNIQLOやセブンイレブンに勝てない。生きるために必要なものなんて、もはやAmazonで1クリックで手に入る。最低水準価格のものでも安定した品質が供給される最高の時代だ、日本に生きている限り。下手するとめぐんでもらえるし奢ってもらえる。

そんな生きていく上で必要なものに価値はない。現代の人々は生きていく上で必要のないものに多額の金を払う。たとえば、クラウドファンディング・YouTubeのスーパーチャット・オンラインサロン・インスタグラマーのブランドアイテムなど。ぜんぜん必要ないし自分の生活になんの役にも立たないものに人は喜んで金を払おうとする。それでなにか自分の生活が豊かになるわけでもなく、ただ心が動いたものに投げ銭するスタンスだ。誰かを支持したり応援したりするためにお金をツールとして使っている人が多い。完全にお金の価値観が転換した時代だと確信している。

今後ビジネスで何かを提供しようと考えるなら、「生きていく上で必要ないもの」から選択するほうがいい。
まあ、かく言う僕はビジネスの世界から足を洗おうと思ってるけどね。パトラッシュ、僕はもう疲れたよ。笑